ユニット型(屋内屋外兼用)壁面緑化システム<カベルデ・パラビエンタ>
ユニット型(屋内屋外兼用)
壁面緑化システム〈カベルデ〉
“カベルデ™”は、施行行程が少なく、施行性の高いシステムです。
崩れないので、ケース類が不要。基盤材を保持する最低限の資材で壁面緑化が可能。しかも、潅水装置を組込むことにより、メンテナンスの頻度を出来るだけ少なく健全に植物が生育できる環境にしています。ユニットの移動や交換が容易で、様々な植物が植栽できるので、自由なデザインが可能です。また、フェンスタイプの緑化も可能です。施行直後から、“被覆率の高い壁面緑化を”との要望に応え完成品での納入が可能になりました。
又、アフターメンテナンスも行っています。
カベルデ取付図
●緑化寸法
600×600㎜
●カベルデ寸法
560×560㎜
(カベルデ取付ボルトピッチ)
50-500-100-500㎜
穴口径8φ
●3ユニット/㎡ =45kg
壁面温度の抑制に高い効果があります。
壁面の温度比較
コンクリート壁面とカベルデを施行した壁面をサームグラフで判定、比較しました。
建物野表面温度を下げる効果としては、実験環境下で最大11度の表面温度差が確認されています。
大阪大学試験データに基づく空調負荷軽減試算
(通常のコンクリート・断熱材25㎜の場合)
夏季(7月~9月)
80wh/㎡/day×90day×100㎡=720kW
春・秋(4月~6月・10月)
40wh/㎡/day×120day×100㎡=480kW
合計 1,200kW
空調機成績係数=2として
{0.561(二酸化炭素排出係数※代替値)kg・
CO₂/kW×1,200kW}/2(※COP)/年 =
336.6kg(年間CO₂削減量)
※代替値=環境省発表(平成20年)
※COP=空調設備の優秀さを示す成績係数。
{(冷房能力[kW]/冷房時消費電力[kW]+
暖房能力[kW]/暖房時消費電力[kW])/2}
以上は100㎡での換算です。
測定:2006年8月13時 大阪大学大学院工業研究科 甲谷寿史講師 大阪大学工学部FRC研究棟
(2006年8月現在/増築工事のため2007年5月に撤去)